老眼治療用「アキュフォーカスリング」

 アキュフォーカスリングとは、老眼治療に開発された老眼矯正リングです。直径3.8cmの極薄い黒いシートの中央に1.6mmの小さな穴があいています。このシート状のリングを片方の角膜に埋め込みます。つまり、小さな穴から覗いて見ているのと同じような状態になります。小さな穴を通した光は、焦点深度が深くなります。これはピンホール効果と呼ばれるもので、結果としてピントの合う距離が広くなって、遠くにも近くにもピントが合って見えるようになります。
 若い頃のように目の調節力が戻るわけではありませんが、このリングのピンホール効果で、老眼鏡なしである程度生活ができるようになるとして、日本んでも普及しつつあります。

 片方の目だけをピンホールにするため、両目での見え方に慣れるまで少し時間がかかる場合があります。個人差があり、その場でよく見えるようになる人と、時間のかかる場合もあるようです。また、明るいところでは違和感はありませんが、薄暗いところでは効果が発揮されないことがあります。細かい文字を長時間読んだり細かい手作業を長時間行う場合は、近用メガネ(老眼鏡)の使用が必要です。
 日本に導入されて数年程の新しい治療のため、今後の経過観察は必要ですが、老眼鏡を使いたくない方にとっての治療の選択肢が増えました。

そのレーシック、本当に大丈夫?

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