近視の強さを表す値について

2014年2月10日 | 近視・遠視

 視力を測る1つの目安として、眼科クリニックなどに設置してある「視力検査表」を使った値があります。指標には「ランドルト環」といわれる、輪に割れ目のあるもの(例えばCの形)が使われていますが、仮名文字や、子供の場合は絵を使うこともあります。1.5とか0.1という視力を表す数字はおなじみだと思いますが、この検査を「自覚的視力検査」と呼びます。
 人間の目における最高視力は、理論上4.0といわれています。ちなみに、正常は矯正視力が1.0以上です。ただし、この視力はあくまで目安としての視力です。なぜなら、その時の体調でも変わりますし、よく見えないけれど、なんとなく答えたら当たったとか、目を細めたら見えたなど、曖昧な部分もあります。
 そこで、近視や遠視、乱視の程度は正確には「屈折の状態」=「屈折度数」を機械で正確に調べます。この検査を「他覚的視力検査」と呼びます。調べた屈折の状態は、D(ジオプター)で表します。
 D(ジオプター)は本来、レンズのパワー(屈折力)を表す単位です。近視や乱視、遠視の強さはこの値で判断されます。マイナス3Dまでは軽度近視、マイナス3Dからマイナス6Dまでは中程度近視、マイナス6D以上は強度近視と分類されています。
 
 視力と屈折度数はある程度相関するものの、「視力がいくつだから近視の屈折度数がどのくらい」ということはできません。網膜などの他の目の組織の状態によっても、見る力は影響を受けるからです。
 レーシックの適応について、日本眼科学会のガイドラインで次のように定めています。
 【近視の場合、矯正量の限度を原則として6Dとする。ただし、何らかの医学的根拠を理由としてこの基準を超える場合には、十分なインフォームド・コンセントのもと、10Dまでの範囲で実施することとする。なお、矯正量の設定に当たっては、術後に十分な角膜厚が残存するように配慮しなければならない。遠視・乱視矯正については、矯正量の限度を6Dとして実施すべきこととする】
 また、フェイキックIOLの適応については、【6Dを超える近視とし15Dを超える強度近視には慎重に対応する】とされています。

そのレーシック、本当に大丈夫?

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